産能通信 通信制大学での科目修得試験のカンニング・不正行為「ビジネス数字力養成講座」

通信制大学
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コロナ禍により、オンラインで自宅から科目修得試験の受験が可能となった通信制大学が増えてきました

筆者の在籍している通信制大学でも不正行為・カンニング行為があり、注意勧告を受けた学生がいるという知らせがありました

ぱお~ん
ぱお~ん

オンライン試験は正直、様々な誘惑があると思います

通信制大学生が自宅から科目修得試験を受ける際のカンニングや不正行為をしない為の心づけと、産能短期大学や産能大学の通信教育課程「ビジネス数字力養成講座」のレポート作成や科目修得試験に参加した体験をまとめました

この記事内容は、筆者の感想となりますので参考程度に捉えてください

また、リポートの設題内容・単位修得試験の問題は記載できませんのでご了承願います

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「ビジネス数字力養成講座」とは?

「ビジネス数字力養成講座」の概要は以下の通りです

「「数字力」(①具体化力・②関連づけ力・③目標達成力)について、具体的な事例を交え、経営的、経済的な数字を用いて実践的に学ぶ。同時に数字を通して日本の現状を理解することを目指す。」

自由が丘産能短期大学 学生募集要項より引用

要するに、数字を使って日本の経済を学ぶ科目です

単位修得方法は以下の通りです

  • 通信授業(レポート提出60点以上取得+科目修得試験60点以上取得)

使用しているテキストはこちら⇩

「最新「数字力」養成講座」

SCの合格と不合格の基準点は?

【合格】

S 90-100点 GPA=4 

到達目標の内容をほぼ完全に修得している

A 80-89点 GPA=3 

到達目標の内容を十分に理解している

B 70-79点 GPA=2 

到達目標の内容を理解している

C 60-69点 GPA=1 

到達目標の内容を最低限理解している

【不合格】

F 59-0点 GPA=0

到達目標の最低限を理解していない

自由が丘産能短期大学 公式HP参照
https://www.sanno.ac.jp/tandai/information/diploma_003.html
https://www.sanno.ac.jp/tandai/information/diploma_002.html

59点以下で不合格となります

レポート作成・テキストの感想

ぱお~ん
ぱお~ん

レポートの評点

レポート平均点90.5

筆者のレポート評点は86点

テキストは文庫本サイズで読みやすいです

個人的には「数字で考える力を鍛える」の科目の内容と重複していると感じています

どちらも科目修得試験での単位修得になりますので同タイミングで受けると効率よく勉強が出来るのではないでしょうか

「数字で考える力を鍛える」のレポート作成・科目修得試験の感想をまとめています

科目修得試験の感想・結果

成績評価方法 客観式問題60% 論述式問題40%

ぱお~ん
ぱお~ん

科目修得試験の結果は“評価C“でした

記述問題が最後まで書き終わりませんでした

選択式問題より記述問題の方が配点が高いことが多いので、記述問題→選択式問題の順で解くことが重要です

科目修得試験における不正行為の処分

産業能率大学および自由が丘産能短期大学通信教育課程の2022年度8月期科目修得試験で不正行為があり、事務局より以下のお知らせがありました

2022年度8月期科目修得試験における不正行為の処分について

標題の科目修得試験において、類似した内容の答案、及びWebサイトなどから剽窃(いわゆるコピペ)した答案、が提出されたことから、

当該学生(大学10名 短大2名)には学則に基づき処分を行いました。

悪質な事案については、処分者の学生番号、氏名、所属(コース・学年)及び不正の内容についてiNetCampusに掲示しますのでご承知おきください。

勉学の機会を自ら放棄するばかりか、他者の著作物を自身の答案として偽る行為は決して許されません。

ひいては、停学、退学等により学問の機会を失うという重大な結果を招くことを自覚するよう学生のみなさんに強く求めます。

以下に「受験上の注意」から不正行為についての記述を改めて示しますので確認してください。

また、学習のしおり「研究倫理教育について」を再読してください。

<不正行為について>

不正行為をした受験者は、当該試験期の受験をすべて無効とし、学則に基づき、戒告、停学または退学いずれかの、懲戒処分とします。

・本人以外の代理受験、代筆依頼

・参照が許可されていない資料を参照する

・試験内容について相談する(答案内容の交換、見せ合い)

・類似答案(過去又は今回の試験において他者と類似した解答である)

・盗用・剽窃行為(他者が作成した文章を自分が作成したごとくにみせかける、前後関係などを多少修正して使用する、インターネットなどで検索し、ヒットした文章を解答とする)

・その他大学の指示に反する行為

通信教育事務部長

筆者が入学してから毎期の科目修得試験で不正行為の報告があります

このような行為が続くと、いずれ科目修得試験は以前のような試験会場へ出向くオフライン試験形式に戻すことが検討されるかもしれません

禁止されている不正行為の種類

  1. 本人以外の代理受験、代筆依頼
  2. 参照が許可されていない資料を参照する
  3. 試験内容について相談する(答案内容の交換、見せ合い)
  4. 類似答案(過去又は今回の試験において他者と類似した解答である)
  5. 盗用・剽窃行為(他者が作成した文章を自分が作成したごとくにみせかける、前後関係などを多少修正して使用する、インターネットなどで検索し、ヒットした文章を解答とする)
  6. その他大学の指示に反する行為

①③④は他者が関わってくるので、試験以前から悪意がないと準備出来ないですよね

ぱお~ん
ぱお~ん

筆者の周りでは1度も聞いたことがないです

ただ②⑤は1人でも出来ることですし、試験直前にふとした瞬間に誘惑がありそうですよね

正直オンライン試験だと常に誘惑が付きまとい、上記のような不正行為は考えられることのように思えます…

事務局からのお知らせにもあるように、不正行為は自身の学習の機会を奪うことにもなるだけでなく最悪の場合退学処分になる可能性もあります

不正行為の誘惑に負けない為にはどうしたら良いでしょうか?

筆者が不正行為はしないと決めた経緯

筆者の場合は、過去の経験から不正行為はしないと決めた経緯があります

数年前に海外の大学に留学していた時、評価試験で外国人留学生がよく集団カンニングをしていました

その大学では3ヵ月に1度プログラムの修了試験があるのですが、その試験で成績不振になってしまうと容赦なく落第にさせられてしまいます

落第した留学生がプログラムの修了を目指すともう3ヵ月留学期間が長引き、学費の追加徴収があるだけでなく、家賃・光熱費・食費等の日々の生活費が追加でかかってしまいます

その為、試験のカンニングが横行していたのでした

筆者自身は不正行為をしたことはありませんでしたが、他生徒の不正行為は仕方ないという気持ちでした

ですが、留学先の大学の先輩の言葉で気持ちが変わりました

留学先の先輩
留学先の先輩

入学試験のカンニングだったらまだ理解が出来る!でも語学を修得する為に高い学費を払って留学しているのに、カンニングで試験に合格したら留学の意味あるの?カンニング行為は損だよ

そんな先輩のスペック

  • 慶応義塾大学卒
  • 帰国子女で勉強せずともTOEIC860点、トリリンガル
  • 大手商社勤務
  • 倹約家

頭の良い方は目先ではなく未来のことを予測して行動しているのですね

筆者は学歴コンプレックスがありハイスペックな方に憧れています

なりたい人物像の思考を真似することで、自分も近づけると思っています

ぱお~ん
ぱお~ん

カンニングは損!学費は安くないから100%生かすために不正行為はしない!

そんな信念を持っているのに頭が悪いので1年で6回も科目修得試験に落ちてしまいました…ガハハ💦

入学から1年で6回も科目修得試験に落ちてしまった話です

産能通信は何度科目修得試験に落ちても追加料金なしで再受験することが出来るので、不合格になっても何度でも受けなおしが出来ます

ぱお~ん
ぱお~ん

産能に入学して良かったです

筆者のような人間でも何度も試験を受けなおすことで単位修得が出来、ストレートで進級することが出来ました

持ち込み可能のテキストのアレンジの範囲を事務局に問い合わせした結果をまとめました

事務局側が行う不正行為に対する対策

事務局から以下の内容のお知らせが届きました

科目修得試験における本人認証システム導入(2024年度予定)について(第1報)

学生各位

本学では、文部科学省のガイドラインに基づき、科学の健全な発展のため、研究活動における不正行為(捏造・改ざん・盗用)を防止し公正な研究活動を推進するための取り組みをおこなっています。

これは、本学の教職員のみならず、学生のみなさんについても、課題作成などにあたって研究倫理の規範意識を十分に持って行動するようお願いしております。(「学習のしおり」研究倫理教育について)

本学通信教育課程の学習環境も大きく変化してまいりました。

科目修得試験は移行期を経て、2021年度よりWebでの受験に完全移行いたしました。

また、スクーリングにつきましても新型コロナウィルス感染症の影響下、Zoomを用いたオンライン授業に切り替わりました。2022年度以降も一部の通学スクーリングを除き、オンライン・スクーリングが標準となります。

試験・スクーリングともにネットでの受験・受講へと学習環境が大きく変わる中、本学としましては、引き続き、不正(捏造・改ざん・盗用)を排し、公正性および信頼性の確保につとめてまいります。

その一環としまして、2024年度より科目修得試験、iNetスクーリングにおいて、次の施策を導入いたします。

●本人認証システムの導入(2024年度予定)

試験実施時、およびiNetスクーリング受講時に情報機器に付属したカメラを介して、本人確認をするものです。

※なお、先駆けてオンラインスクーリングにおいては、2022年度よりカメラ・マイク機能が利用できるPCやタブレットが必須となります。

いずれも、厳正な試験・スクーリング運営、および本人確認を徹底するものです。詳細につきましては、今後、iNetCampus等でご案内してまいります。

修正履歴

2022.04.23 ※部分「なお、先駆けてオンラインスクーリングにおいては」を追記

つまり、2024年度より科目修得試験時に本人認証を導入することが予定されています

この対策が不正行為の抑止力になると良いのですが…

まとめ

「ビジネス数字力養成講座」のまとめは以下の通りです

ぱお~ん
ぱお~ん

数字を使って日本の経済を学ぶ科目

不正行為・カンニングの感想まとめは以下の通りです

  • 通信制大学の科目修得試験で不正行為をした生徒が毎期見つかっている
  • 高い学費を払っているのにカンニングをしたら知識が身につかないからカンニングは損!
  • 不正行為の防止対策で2024年度より科目修得試験時に本人認証を導入することが予定されている
  • 産能通信は何度科目修得試験に落ちても追加料金なしで再受験することが出来る

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